キャノン販売が発行した「マッキントッシュソフトウェア価格表」です。この頃は旧来からのキャノン販売のルートとアップルからの販売とが有り、価格表が両社から発行されている時がありました。

さて中身です。ビジネスの最初にはマイクロソフトエクセルが掲載されていますが、日本語版と英語版が掲載されています。そして開発元の名前を見ても「懐かしいなぁ」と思う社名がいくつもあります。広告業界に席を置いていた者としては中でもアルダス社、クォーク社などの名は懐かしいところです。

各ソフトウェアの価格も当時としては普通だったのですが、ダウンロード販売や年間契約が当たり前となった今では中々の価格設定だったと思います。また、各ソフトウェアのバージョンを見てもアドビ社イラストレーターの日本語版が1.9.6、英語版が3.0。Macユーザーには耳馴染みのファイルメーカー2が1.1と、Macintosh初期の懐かしさを感じさせてくれます。