iPhoneやiPadの登場によって、もはや当たり前になっている指やペンによる入力。その源流を辿って行くとそのシステムが世界で初めて登場したのもMacの周辺機器でした。
開発・製造元としてはシーアイシー・ジャパン、総販売元はアップルコンピューターというほぼ純正周辺機器として登場したMacHandwriterは、漢字やひらがなの手書き入力は勿論、すべての入力とコマンドをペンに集約するという正に夢の様な周辺機器でした。
見開き面には製品が原寸で掲載され、各機能の説明がされています。そして開いたページには、製品のコンセプトや製品の特徴が流れで記載されています。内容としては非常に固い表現が多いですが、入力デバイスとしてのペン入力がこの時点でこの先広まるという確信があったのかもしれません。
しかし、製品の価格等もあり一般に広まる事は無く、管理人も現物を1度しか見る事が無かった周辺機器となっています。現在中古品等で全く見かけず、かなりなレアアイテムだと思います。