CD-ROM黎明期に登場したApple純正CD-ROMドライブ。
今では当たり前のCDを焼くという機能が勿論出来る事は無く、読み込むという事のみが可能でした。ドライブの読み込み速度は倍速(最大342.2KB/秒)ですが、当時のメディア容量もあり管理人も会社で使用していましたが、特別遅いという感覚はありませんでした。
筐体のデザインはドライブ正面下部にリンゴマークが取り付けられ、同色の5インチケースに収められています。このドライブはカタログにも平均寿命125,000時間以上と記載されていますが、さてどれくらいのドライブがこの寿命を全うする事ができたのでしょうか。
カタログのデザインは当時のApple製品ではお馴染みのレイアウトで、表面4色、裏面1色でフォーマットを踏襲しています。今やCDはほぼ音楽用のみとなり、ディスクメディアを読み込むドライブを搭載したハードウェアも少なくなってきています。時代のながれではありますが、外付けのドライブを高額の買い物として導入し本体の横に鎮座していたデスクトップを懐かしく思います。