筐体をフルモデルチェンジし、PowerPC G3のCPUを搭載してリリースされたPower Macintosh G3。 従来の型番による表記では無く、DT(デスクトップモデル)、MT(ミニタワーモデル)という表記に変更され、DTは266と233がMTには266のCPUが搭載されました。またこの時には、一体型のAll In Oneも登場しました。
表紙には3機種の筐体がレイアウトされていますが、アップルのリンゴマークを強調したかったのか、製品ターゲットを意識していた為かは不明ですが、モノトーンに近い雰囲気になっています。
全体のページは片観音折6ページ構成で、折り返し部分にはPowerPC G3の説明や筐体のアクセスの容易性、Mac OS 8の事などが書かれています。折り返しを開いた3ページでは、1ページづつDT233、DT266、MT266が本体の写真とコピーが入り、各モデルのターゲット層へ向けてアピールされています。
CPUとしては604からの高速化が行われ、コンシューマよりもプロユーザーに向けたアピールが強く行われましたが、Power Macintosh 8500や9500を導入していた多くの制作現場にG3が入るのは、2つ後のモデルまで待つ事になる様です。